Vol14. Wilhelm Backhaus 7/5 O.A
今回お送りしたのは、私にとって特別な想い入れのあるアルバムからでした。
そして、このO.Aの日まで実はお送りするアーティストが決まっていなかったのですが、
収録の前に早起きして何百枚とあるCDの中から(正確には数えていませんが、相当数あります(^_^;)3ケタは・・・)たまたまふと手が止まったのが、今回お送りしたウィルヘルム・バックハウス。
そしてバックハウスのプロフィールを何気なくチェックしていたら、なんとO.A当日がバックハウスの命日だという偶然!
「これは呼ばれた!?」と勝手に興奮してしまい、当初はバックハウスでも別の演奏をお送りする予定でしたが私の大好きで特別な想い入れのある「最後の演奏会」からお送り致しました。
O.Aで最後にお送りしたシューマンの幻想小曲集の2曲、このバックハウスが演奏するシューマンは私が「ピアノを弾き続けたい」と思った原点の一つでもあったりします。
演奏中のアナウンスにもありますが、演奏中に具合が悪くなってしまい、ベートーヴェンのピアノソナタは第三楽章までしか演奏することが出来ませんでした。
そして、この演奏会の数日後に亡くなってしまい、本当に「最後の演奏会」になってしまいましたが、何度聴いても胸にじーんと残る名演奏です。
1. Beethoven Piano Sonata Op.53 ”Waldstein” (ワルトシュタイン)
2. Schubert Impromptu D935-2 Op.142-2
3. Beethoven Piano Sonata No.18 Op31-1/ 1st mov-3rd mov
4. Schumann Fantasiestucke Op12. No.1
5. Schumann Fantasiestucke Op12 No.3
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